肩こりの奥に潜む「筋肉のバランスの乱れ」

2025年07月16日

神奈川県横浜市緑区中山と鴨居の中間に位置しております。

【はくさん和鍼灸整骨院】です。

(ENEOS 白山町SS (ナガシマ)さんと、

ヤマダデンキ テックランド上山店さんのすぐ近くです。)

日々の生活の中で、慢性的な肩こりにお悩みの方は多いのではないでしょうか?

「長時間パソコンに向かうと肩が重だるくなる」

「マッサージを受けてもまたすぐ戻る」

「肩を回してもスッキリしない」

このような状態が続いている場合、筋肉の“硬さ”だけでなく、

全身の筋肉バランスの崩れ(=マッスルインバランス)が

関係しているかもしれません。

マッスルインバランスとは何か?

人は普段、複数の筋肉を同時に使いながら動作を行っています。

しかし、日常的な姿勢や動きの偏りによって、一部の筋肉ばかりが使われ、

逆に働きが弱くなる筋肉も出てきます。

このように、筋肉の活動がアンバランスになった状態を

「マッスルインバランス」と呼びます。

本来なら互いに支え合うはずの筋肉同士が不均等に使われ続けると、

緊張して硬くなる筋と、働かなくなる筋が生じ、

それがやがて肩や首の不快感へとつながっていきます。

肩こりに関連する主な筋肉の不均衡

以下は、肩こりと関わりやすい筋肉の分類例です。

□ 緊張しやすく硬くなる筋肉(=負担がかかりやすい)

• 肩甲挙筋(肩甲骨を引き上げる)

• 僧帽筋の上部繊維(首の後ろから肩を覆う)

• 胸部の筋群(特に大胸筋)

これらの筋肉は姿勢の維持や肩の動作に関与しており、

働きすぎることで張りやすくなります。

□ 機能低下しやすい筋肉(=働きにくくなる)

• 前鋸筋(肩甲骨を安定させる)

• 菱形筋(肩甲骨を背骨に引き寄せる)

• 深層頸筋(首の前側のインナーマッスル)

これらの筋肉が十分に使われていないと、身体の安定性が失われ、

結果として他の筋に過度な負担がかかってしまうのです。

バランスの崩れが引き起こす悪循環

筋肉の使い方に偏りがあるまま生活を続けていると、

次第に以下のような不調が出てきます。

• 筋肉の柔軟性低下

• 血液やリンパの流れが滞る

• 関節の可動域が狭くなる

• 首や肩の緊張に加え、頭痛やめまいを感じることも

このような状態になると、局所的なマッサージやストレッチだけでは改善しにくく、

根本からのバランス調整が必要になります。

はくさん和鍼灸整骨院の考える肩こりケア

当院では、肩まわりの筋肉だけに注目するのではなく、

「なぜその筋肉が過剰に働くようになってしまったのか?」

という根本原因にアプローチします。

◎ まずは全体の姿勢と動作を確認

カウンセリングや検査を通じて、

身体全体の姿勢・筋肉の緊張パターン・関節の可動性などを総合的に評価します。

◎ 筋肉バランスを整える施術

必要に応じて、緊張している筋にはやさしくほぐすアプローチを。

使えていない筋には、活性化させるような手技や運動療法を行います。

◎ ご自宅でのセルフケアもサポート

姿勢改善のエクササイズや、日常生活の中でできる簡単なストレッチをご提案。

無理なく継続できる内容をお伝えします。

肩こりを「一時的な不快感」で終わらせないために

「ほぐしても、また戻る」

それは身体の使い方のクセが修正されていないからかもしれません。

マッスルインバランスは気づかないうちに積み重なり、

慢性的な不調へとつながります。

だからこそ、ただ凝った場所を揉むのではなく、

体全体の使い方を見直すことが、

肩こり改善の本質的なアプローチだと私たちは考えています。

まとめ

• 肩こりは、筋肉のバランスが崩れた「マッスルインバランス」によって

引き起こされることが多くあります。

• 一部の筋肉に過剰な負担がかかることで、緊張や不快感が生じます。

• はくさん和鍼灸整骨院では、姿勢や筋肉の使い方の評価からはじまり、

個々の状態に合わせたバランス調整とセルフケアの提案を行っています。

肩まわりのつらさにお困りの方は、ぜひ一度【はくさん和鍼灸整骨院】へご相談ください。

あなたの身体と丁寧に向き合いながら、より快適な毎日へと導くお手伝いをいたします。

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