後頭部からくる頭痛は「大後頭神経」由来かも?|はくさん和鍼灸整骨院

2025年06月10日

神奈川県横浜市緑区 中山と鴨居の中間にございます。「はくさん和鍼灸整骨院」です。

今回は、慢性頭痛の一因として注目されている

「大後頭神経の関連痛」についてお話しします。

「病院では異常がないと言われたけど、後頭部がズキズキ痛む」

「首こりと一緒に頭痛が出る」…

このような症状でお困りの方には、ぜひ知っておいていただきたい内容です。

こんな症状はありませんか?

• 頭の後ろ、特に首の付け根あたりがズキズキ痛む

• 頭を動かすと、頭の奥に響くような不快感がある

• 長時間座っていると痛みが増す

• 頭皮を触ると圧痛があり、軽く押すだけでも不快感がある

これらの症状は、「大後頭神経」が関与している可能性があります。

大後頭神経とは?

大後頭神経とは、首の上部(主に第二頸神経)から出て、

後頭部から側頭部にかけての頭皮の感覚を担当している神経です。

この神経は、首の深い部分にある小さな筋肉の間を通るため、

姿勢不良や筋緊張の影響を受けやすい構造になっています。

なぜ大後頭神経が刺激されるのか?

大後頭神経の通り道には、後頭下筋群という小さな筋肉群が密集しています。

これらの筋肉が硬くなったり、動きが悪くなったりすると、

神経が圧迫されたり引っ張られたりして、痛みや違和感が生じることがあります。

主な原因として考えられるもの:

• 猫背や前かがみ姿勢などの長時間の姿勢不良

• スマートフォンの操作やデスクワークの増加

• 首の関節の可動性の低下

• 筋肉の柔軟性不足や慢性的な首肩のこり

大後頭神経由来の頭痛の特徴

• 後頭部から側頭部にかけての線状の痛み

• ピリピリした神経痛のような感覚

• 押さえるとズーンと重い不快感

• 首や肩の動きで痛みが変化することがある

このような症状は、一般的な片頭痛や緊張型頭痛とは異なる特徴を持っています。

はくさん和鍼灸整骨院での対応方法

当院では、筋肉や骨格の状態を総合的に見ながら、

大後頭神経への刺激を減らすための施術を行っています。

① 姿勢評価と動作チェック

まずは姿勢や日常動作のクセを確認し、どこに負担がかかっているのかを把握します。

頚部の関節可動域や筋バランスのチェックも行います。

② 深層筋の調整

手技により、後頭部〜首にかけての深層筋にアプローチします。

筋膜や軟部組織の動きを整えることで、神経への物理的刺激を緩和します。

③ 鍼灸施術との組み合わせ(ご希望の方)

筋緊張の改善や神経の過敏状態を穏やかにする目的で、

国家資格を持つ鍼灸師が施術を行います。

症状の程度やご希望に応じてご提案します。

④ 自宅でできるセルフケア指導

姿勢改善のためのストレッチやエクササイズ、枕の選び方など、

再発防止につながるアドバイスも行います。

このような方にご来院いただいています

• 頭痛薬に頼らず根本から改善したい

• 医療機関で異常なしと言われたが症状が続いている

• 首や肩の緊張と連動して頭痛が出てくる

• 頭皮や首すじの圧痛が気になる

当院では、丁寧なカウンセリングと状態の把握を大切にし、

ひとりひとりに合った施術プランを組み立てています。

最後に

大後頭神経に由来する頭痛は、日常生活の中で少しずつ

負担が蓄積していくことによって現れやすい症状です。

我慢を続けていると、痛みの感受性が高まり、

日常生活の質にも影響を与えることがあります。

「もしかして私の頭痛も…」と気になった方は、ぜひ一度ご相談ください。

あなたの状態に合わせた最適なケアをご提案いたします。

はくさん和鍼灸整骨院では、地域の皆さまが快適な毎日を送れるよう、

専門的な視点とやさしい施術でサポートしています。

ご予約・お問い合わせはお気軽にどうぞ。

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