つらい痛みがなかなか良くならない…その原因は「ポリモーダル受容器」かもしれません

2025年03月22日

神奈川県横浜市緑区中山と鴨居の中間に位置しています。
はくさん和鍼灸整骨院です。

「肩こりや腰の痛みがずっと続いている」「湿布やマッサージでは改善しない」…こんなお悩みをお持ちではありませんか?

実は、これらの慢性的な不調の背後には、ポリモーダル受容器という、あまり知られていない身体のセンサーが関係している可能性があります。

本記事では、ポリモーダル受容器とは何か、どのように慢性痛に関係するのか、そしてはくさん和鍼灸整骨院でのアプローチについて、分かりやすくご紹介していきます。

ポリモーダル受容器ってなに?

ポリモーダル受容器とは、痛み・温度・化学物質など、複数の刺激に反応する受容体です。皮膚や筋肉、関節周囲に分布しており、刺激を感知して脳に伝達する役割を担っています。

具体的には…
        •打撲で痛みを感じたとき(物理的刺激)
        •熱いものに触れたとき(熱刺激)
        •炎症や筋肉疲労でヒリヒリするような感覚(化学的刺激)

このように、一つの受容器で複数の刺激に反応するため「ポリ(複数)モーダル(様式)」受容器と呼ばれているのです。

ポリモーダル受容器と慢性痛の関係

問題は、この受容器が過敏になってしまうことです。

同じ姿勢が続いたり、筋肉に慢性的な負担がかかったりすることで、ポリモーダル受容器が常に刺激され続ける状態になります。その結果、本来痛みを感じないような軽微な刺激でも痛く感じるようになります。

この状態を「感作(かんさ)」と呼びます。

感作が起こると…
        • 軽く触れただけで痛い
        • じっとしていても違和感がある
        • 湿布や痛み止めでは効かない

このように、痛みの出発点が神経系にあるケースでは、一般的な対処法だけでは根本的な改善が難しいこともあります。

はくさん和鍼灸整骨院のアプローチ

慢性痛の原因が「筋肉の疲労」や「骨格のゆがみ」だけでなく、ポリモーダル受容器の過敏化にあるとすれば、施術もそれに対応した方法が必要になります。

はくさん和鍼灸整骨院では、神経や筋膜の働きにも着目した、根本改善を目指す施術を行っています。

1. ソフトな手技療法

強い刺激は逆効果になることもあります。はくさん和鍼灸整骨院では、過敏になった受容器を鎮静化するような、心地よくやさしい手技で筋肉や筋膜の緊張をゆるめていきます。

2. 姿勢・動作のバランス調整

身体のアンバランスが特定の部位に負担をかけ、それが刺激の持続につながっていることもあります。全身のバランスを整えることで、刺激のループを断ち切り、自然治癒力の働く状態へ導きます。

3. 自律神経のケア

ストレスや睡眠不足などによる自律神経の乱れも、痛みの感受性を高める原因のひとつです。当院では、施術中のリラックス状態の提供や、生活習慣改善のアドバイスも含めて、身体と心の両面からアプローチしています。

もしかすると、あなたの痛みも「誤作動」かもしれません

慢性的な痛みを抱えている方の中には、「年齢のせいだから仕方ない」「自分の気のせいかも」と思い込んでしまう方も少なくありません。

しかし、ポリモーダル受容器の感作のように、体内の情報伝達のバランスが崩れることが痛みの原因になっていることは、決して珍しいことではありません。

これはあなたのせいではありません。
そして、それを整える手段はあります。

「どこに行っても治らない」と感じている方へ

はくさん和鍼灸整骨院では、症状の奥にある原因を丁寧に探り、一人ひとりに合わせた施術プランをご提案しています。

初めての方でも、リラックスして通っていただける雰囲気づくりを大切にしております。まずはお気軽に、あなたのお身体の状態をお聞かせください。

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