【慢性のつらい痛みでお悩みの方へ】
2025年06月4日

EMSによる筋肉アプローチでサポートを 〜はくさん和鍼灸整骨院では、症状に応じた提案を行っています〜
神奈川県横浜市緑区中山駅と鴨居駅の中間にあります。はくさん和鍼灸整骨院です。
「ずっと腰が重い」「肩のコリが抜けない」「関節まわりがいつもだるい」——
このように、数ヶ月以上続く痛みに悩まされている方は非常に多くいらっしゃいます。はっきりとした外傷がなくても、日々の生活の中で少しずつ蓄積した負担が、体に“慢性痛”として現れてくることがあります。
はくさん和鍼灸整骨院では、慢性化した痛みに対して、電気刺激を用いたEMS(Electrical Muscle Stimulation)の導入も行っています。この記事では、EMSを活用したアプローチについて、わかりやすくご紹介いたします。
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■ 慢性痛とはどういうものか?
慢性痛とは、一般的に3ヶ月以上継続する痛みのことを指し、明確な原因がない場合も多くあります。
日常的に感じている以下のような不調がそれにあたります。
• 立っていると腰が重くなる
• デスクワーク中に肩や首が張ってくる
• 膝の違和感がいつまでも消えない
• 筋肉がこわばってリラックスできない
これらは、一時的な痛みとは異なり、筋肉・関節・神経系などが複雑に関わっているケースもあるため、セルフケアだけで改善するのは難しいこともあります。
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■ EMSとは?簡単に説明します
EMSは「Electrical Muscle Stimulation」の略で、専用の機器を使い、筋肉に電気刺激を与えて収縮させるものです。
通常、筋肉は脳からの指令によって動きますが、EMSではその代わりに外部から微弱な電気刺激を送ることで、筋肉を動かします。つまり、意識的な運動をせずとも、筋肉に適度な活動を促すことができるのが特徴です。
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■ EMSが慢性的な痛みのケアに有効とされる理由
① 使われにくくなった筋肉を活性化できる
慢性痛の背景には、「動かさないことによる筋力の低下」が関係していることがあります。特にインナーマッスル(深部筋)は日常生活では使いにくく、意識的なトレーニングも難しいため、EMSを活用することで安全かつ効率的に働きかけることが可能です。
② 血行を促し、回復しやすい環境をつくる
筋肉が動くと、その周辺の血流も自然と促進されます。EMSの刺激で筋肉が収縮と弛緩を繰り返すことで、血液の循環が活発になり、老廃物の排出や組織の代謝が促されることが期待できます。
③ 動かせない方にも始めやすい
「痛みがあるから運動ができない」「筋トレは怖い」と感じている方も、EMSであれば横になったままでも負担を少なく筋肉へ刺激を与えることができます。特に体力に不安のある方や、リハビリ的な導入を希望される方にとっては、入り口として有効です。
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■ EMSは単独ではなく、組み合わせが重要
ここで強調したいのは、EMSが“魔法の治療法”ではないということです。慢性痛への対処には、生活環境の見直し、姿勢調整、柔軟性の改善、日々のセルフケアなども重要です。
はくさん和鍼灸整骨院では、
• EMSによる深部筋アプローチ
• 手技による筋肉の調整や可動域の改善
• 日常生活での動作や姿勢のアドバイス
• 鍼灸による自律神経のバランス調整
などを組み合わせて、一人ひとりに合わせた提案を行っております。
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■ 実際に導入しているEMS活用の一例
当院では以下のような方にEMSを活用しています。
• 長引く腰のだるさに対して、腹部の深層筋を刺激し支える力を育てる
• 肩こりが慢性化している方に、肩甲帯まわりの筋肉を動かして血流を促す
• 膝の不安定感がある方に、大腿部の筋肉に働きかけることで支えやすくする
EMSの刺激レベルや照射部位は、患者様の体調や目的に応じて丁寧に調整しておりますので、初めての方でも安心して受けていただけます。
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■ こんな方におすすめしています
• 日常的に痛みを感じているが、なかなか改善しない方
• 筋力低下が気になるが、自主トレに不安がある方
• デスクワークや立ち仕事が中心で身体がこわばっている方
• 自分に合った施術法を相談しながら選びたい方
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■ 体は正しく使えば変わります
慢性痛は、“もう治らないもの”と思われがちですが、筋肉や姿勢の使い方を見直すことで改善の道が開けることも多くあります。
当院では、その場の対処だけでなく、再発を防ぎ、生活をより快適にするためのサポートを大切にしています。EMSもその一つの選択肢として、無理のない範囲で一緒に取り組んでいきましょう。