交通事故で起こる頸椎捻挫とは?
2018年12月22日
こんにちは 横浜市緑区にある和鍼灸整骨院の水谷です!
12月になり皆様お忙しいとは思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
師走は帰省や年末年始などで忙しくなり交通事故の件数が増えるそうです。
また、雨や雪など天候の悪化も増える原因に繋がり、
一年の中でも最も交通事故の件数が多くなるのが12月です!!
交通事故に遭った方であれば耳にしたことがあると思いますが、
『むち打ち』という言葉をご存じでしょうか?
和鍼灸整骨院のホームページでもむち打ちの紹介はしましたので
ホームページでご確認下さい。
むち打ちと言っても4つの種類に分かれるので
今日はその一つの『頸椎捻挫型』についてご説明します。
頸椎捻挫は交通事故の際によく耳にすると思いますが、
その理由としてむち打ちの中でも
頸椎捻挫が70~80%の割合を占めるからです。
その他の種類で20~30%を占めるので
この数字を見ても断然、むち打ちでは頸椎捻挫が多いです。
では頸椎捻挫とは具体的に何でしょうか?
ちなみに頚部捻挫も同様の意味です。
① 頚部に加わった外力により発生するもの
これは交通事故によるものだけでなく、
スポーツや転んだ際にも起こる状態です。
② 各頸椎の椎体間の配列に異常がないもの
椎体とはいわゆる背骨、背骨は本来綺麗なS字状になっています。
配列に異常が出ると
周りの神経を圧迫し痺れがでます。これは頸椎捻挫ではありません。
③ 椎骨を連結する靱帯が過度に伸展され
繊維の損傷や靱帯そのものの部分断裂によるもの
これは足関節の捻挫と同じで、必要であればテーピングや
頸椎カラーなどで固定が必要になります。
靱帯の部分断裂はそのままにしておくと、
断裂した部分に別の膠原繊維が入り
本来の靱帯の長さよりも長くなり、
機能をしっかり果たさなくなります。
また、
捻挫を繰り返していると
靱帯が身体に吸収され無くなってしまいます。
頸椎だけでなく捻挫をした際には
しっかり横浜市緑区にある和鍼灸整骨院で施術しましょう!
頸椎捻挫の特徴は・・
・頚部の自発痛と運動痛
・筋緊張
・神経根に浮腫や出血が起こると圧迫により
前腕から手指に放散する疼痛が出現します
ちなみに頸椎捻挫は加齢により変性が起こると
痛みが強く現れ、施術が長期間になることが比較的多いので
早期に適切な施術をすることをお勧めします。
むち打ちの殆どは捻挫ですが、
頸椎だけでなく「捻挫くらい」でそのままにせず、
適切な施術をしましょう。
捻挫は最悪の場合、骨折よりも予後が悪くなる
可能性もありますのでご注意下さい。
交通事故でのむち打ちによる頸椎捻挫でお困りの際は
横浜市緑区にある和鍼灸整骨院にお任せ下さい!
https://hakusannagomi.com/jiko/