慢性ストレスが生み出す「痛みの悪循環」
2025年09月4日
神奈川県横浜市緑区中山と鴨居の中間にある接骨院、はくさん和鍼灸整骨院です。
私たちの身体は、不安や疲労、環境の変化といった「ストレス」を受けると、筋肉や神経に緊張が生じやすくなります。長引くと「痛み」として感じられることがありますが、その仕組みは長らく解明されていませんでした。
名古屋大学の研究(Yasuiら, Glia, 2014)によると、動物に継続的なストレスを与えると、ケガや炎症がないにもかかわらず「皮膚や筋肉の過敏な痛み」が出ることが示されました。特に、脊髄の後角という部位で「ミクログリア」という細胞が活性化しており、この変化が痛みを強める一因と考えられています。
• 痛みが心と体を疲弊させる
• ケガが治っても痛みが続く
• 眠っても疲れが取れない
• 体のこわばりが抜けにくい
このような状態は、筋肉や関節だけでなく、「中枢神経(脳や脊髄)」の働きにストレスが影響している可能性があるのです。
整骨院でできるアプローチ 当院では、痛みのある部分を直接ケアするだけでなく、姿勢や体の使い方の改善、鍼灸を取り入れた自律神経の調整を行っています。また、生活習慣の見直しについても一緒に考え、心身のバランスを整えることを重視しています。
患者さんにお願いしたいこと
• 睡眠のリズムを整える
• 適度な運動を習慣にする
• 自分に合ったストレス解消法を見つける
こうした工夫を取り入れることで、痛みを和らげるだけでなく「再び痛みにとらわれにくい身体」をつくることができます。 研究が示すように、痛みは体の異常だけではなく、ストレスからも生み出されるという事実を踏まえ、一緒に健康な日常を取り戻していきましょう。
📖 参考文献 Yasui M, Yoshimura T, Takeuchi S, Tokizane K, Tsuda M, Inoue K, Kiyama H. A chronic fatigue syndrome model demonstrates mechanical allodynia and muscular hyperalgesia via spinal microglial activation. Glia. 2014.


