筋の深部受容器とは?姿勢・バランス改善のカギ
2025年03月19日

神奈川県横浜市緑区中山と鴨居の中間に位置しております。
(ヤマダデンキ テックランド上山店さんのある通りです)
はくさん和鍼灸整骨院です!
「何もないところでつまずくことが増えた」「スポーツのパフォーマンスが落ちてきた」「肩こりや腰痛がなかなか良くならない」— こういったお悩みはありませんか?
実はこれらの症状、「筋の深部受容器」と呼ばれる体のセンサーが関係しているかもしれません。
今回は、筋の深部受容器の役割や重要性、そして当院での施術アプローチについて解説します。
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筋の深部受容器とは?
筋の深部受容器とは、体の動きやバランスを無意識に調整するセンサーのことです。関節・筋肉・腱に存在し、姿勢の維持や運動時のスムーズな動きをサポートする重要な働きを持っています。
例えば、階段を降りるときにバランスを崩さずに足を運べるのも、スポーツで俊敏に動けるのも、この深部受容器が正常に機能しているからです。
筋の深部受容器の主な種類
1. 筋紡錘(きんぼうすい)
• 筋肉の長さや伸び具合を感知し、適切な力加減を調整する
• 姿勢の維持や素早い反応に関与
2. ゴルジ腱器官
• 筋肉と骨をつなぐ腱にあり、過度な負荷がかかった際に筋肉をリラックスさせる
• 怪我の予防や力の調整に重要
3. 関節包内受容器
• 関節の動きや角度を脳に伝え、正しい姿勢やスムーズな動作をサポート
これらの受容器が正常に働くことで、私たちは無意識のうちに正しい姿勢を取り、バランスを保つことができます。しかし、加齢・運動不足・姿勢の悪さ・ケガなどが原因で、深部受容器の機能が低下すると、体の動きがぎこちなくなり、転倒や痛みのリスクが増してしまいます。
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深部受容器の機能低下がもたらす影響
筋の深部受容器がうまく機能しないと、以下のような症状が出やすくなります。
✅ 姿勢が崩れやすい(猫背・反り腰など)
✅ 転びやすくなる・フラつきが増える
✅ 肩こり・腰痛が慢性化しやすい
✅ スポーツ時のバランスが悪くなる
✅ 関節に違和感や痛みを感じる
例えば、デスクワークの多い方は、長時間同じ姿勢でいることで深部受容器への刺激が減り、姿勢が崩れやすくなります。また、運動不足の方や加齢による筋力低下がある場合、バランスを取る力が衰え、転びやすくなります。
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はくさん和鍼灸整骨院でのアプローチ
当院では、筋の深部受容器の機能を改善し、姿勢やバランスを整える施術を行っています。
① 姿勢・動作チェック
まず、患者様の姿勢や動きをチェックし、どの部位で深部受容器の働きが低下しているかを確認します。バランスの崩れや筋肉の硬さがある場合、その原因を分析し、適切な施術を提案します。
② 手技による筋肉・関節の調整
当院では、筋肉や関節に優しくアプローチし、深部受容器の働きを活性化させます。
特に、肩甲骨・骨盤・足首などの関節の動きをスムーズにすることで、バランスの改善を図ります。これにより、肩こりや腰痛の根本的な解消にもつながります。
③ バランストレーニング
深部受容器の機能を高めるために、適切な刺激を与えるバランストレーニングを行います。
・片足立ち
・スロースクワット
・体幹を意識したエクササイズ
などを取り入れることで、深部受容器の働きを高め、体の軸を安定させることができます。
④ 生活習慣のアドバイス
日常生活でできる簡単なトレーニングや、正しい姿勢の意識づけをサポートします。デスクワークが多い方には、座り方の改善やストレッチ方法を指導し、日常生活の中で深部受容器を活性化する工夫を提案します。
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自宅でできる深部受容器を鍛える簡単エクササイズ
以下の簡単なエクササイズを取り入れることで、筋の深部受容器の働きを高めることができます。
1. 片足立ちトレーニング
• 片足でバランスをとりながら30秒キープ
• 慣れてきたら、目を閉じて行う
2. つま先立ち歩き
• かかとを上げ、つま先だけで10歩進む
• バランスを意識しながら行う
3. 足裏マッサージ
足裏の感覚を高めることで、バランス力が向上します。ゴルフボールを転がすようにして足裏を刺激すると、より効果的です。
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まとめ|はくさん和鍼灸整骨院でバランスの整った健康な体へ
筋の深部受容器は、姿勢やバランスを維持するために重要な役割を持っています。
この機能が低下すると、肩こり・腰痛・転倒リスクの増加など、さまざまな問題が発生します。
はくさん和鍼灸整骨院では、手技療法・運動療法・生活習慣の改善を通じて、深部受容器の働きを高め、健康な体作りをサポートします!
「最近バランスが悪いと感じる」「肩こりや腰痛がなかなか改善しない」そんなお悩みがある方は、ぜひ当院にご相談ください。
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